母親学級(長文)

今日からちょうど9ヶ月目に突入。昨日はドキドキの病院主催母親学級に行ってきました。到着早々教室の場所がわからなくてウロウロしていると、同じく迷ってる風の妊婦が2人。どちらからともなく「母親学級ですよねー」って言って、そのまま3人で探し、やっと部屋をみつけ、流れで一緒のテーブルに座り自然と話に花が咲いていました。初対面の人でも「これから出産する」という共通点があるだけで、こんなにスムーズに会話ができるんだと驚きでした。話の主なテーマは自然と「食べ物」に行きます(笑)やはり皆さん体重管理に苦労されている様子。

ほどなく偉い看護士さんみたいなかっちょいい(白髪にピンと伸びた背中にパンツルック!)おばあちゃんが現れ、「もうすぐ始めるので皆さんお隣の方とお話しててくださいねー」。どうもこのクラスの目的の一つは他の妊婦さんと仲良くなるっていうか、コミュニケーションをはかるということもあるみたいで、やたらとこの「会話」をしろとすすめられた。

さて、クラスの内容はまず入院時の持ち物最終チェックから。売店で購入したバカ高いテキストを見ながら講義を受けます。女子大生に戻った気分。質問コーナーでいきなり「退院時に病院側から何かもらえるんですか?」って聞いた人には笑った。最近個人病院では、この退院時のプレゼントで妊婦を集める病院が多いのだ。もちろん最初っから人気のある聖母病院は「うちは何もありません」とあっさり。

次は院内見学。新生児室→陣痛室→分娩室→入院室→面会室→トイレ&シャワーを一通り見学。新生児室の生まれたての赤ちゃんがすっごくかわいい!みんな「かわいいーー」を連発。看護士さんが「自分の子はもっとかわいいわよー」だって。2つある分娩室の1つを見学中、ついたてを隔てた隣の分娩室は今まさに出産中だった!赤ちゃんの産声を聞いて感動。病室は思ったより広い。4人部屋でもゆったりしていて、カーテンを引けばかなりプライバシーは保てる感じ。音が気になっていたのですが、見た限り静かで落ちつけそう。逆に個室はガランとしてなんか寂しい。廊下の奥の部屋なんて夜とか一人で怖くないかなと不安な気持ちになってしまいました。セキュリティー面でちょっと心配。4人部屋にしようかな。うーん迷う。

部屋に戻って次は出産ビデオ鑑賞。かつてここで出産された方のドキュメンタリー。陣痛から生まれるまでを15分くらいに編集したもので、かなりリアル。股の間から頭が出てくる瞬間とかも映ってる!ちょっと目をそらしてしまいました。なんか見てはいけないものを見てる気分。でもこの方はかなり安産で静かなお産だったとのこと。やっぱりねー。こんなもんじゃなさそう、実際は。特に聖母に多い外国人の妊婦さんは凄いらしい。泣き叫びが。「外国の方は我慢の美学がないのですごいですよー」だって。でも逆にそういう方が横にいたらこっちは冷静になれそうでいいな(笑)

次はまた講義。入院から出産の流れと、退院後の生活について。最後に質問コーナー。また凄い質問が飛び出す。「ここの入院食は評判がいいですか?」って。「概ねいいですよ」という答え(そう言うしかないよね)に対して、その妊婦さん「先日ここの食堂で母と食事をしたら非常にまずかったので心配している」だって。「母がこんなんにまずいものは初めて食べたって言ってました!」とも。おもれー。この空気読めてない質問いいね。その方何度「母」と「マズイ」を言ったかしら。答える方も別にサバサバとしたもんだったけど。

という感じで3時間半のクラスは終わり。最後に一緒のテーブルだった2人とメールアドレスの交換をして帰宅。家に帰ったらさっそく2人からメールが来てびっくりでした。これって初のママ友?