春樹、イスラエル文学賞授賞式でのスピーチ。

新聞より引用
イスラエルを訪れることが適当なことかどうか、一方を支持することにならないかと悩んだ」と明かした。そして考えた結果「作家は自分の目で見ていないこと、自分の手で触れていないものは信じることができない。だからわたしは自分で見ることを選んだ。何も言わないよりも、ここへ来て話すことを選んだ」と述べた。

 また人間を壊れやすい卵、制度を壁にたとえ「固い、高い壁があり、それに1個の卵がぶつかって壊れるとき、どんなに壁が正しくても、どんなに卵が間違っていても、わたしは卵の側に立つ。なぜならば、わたしたち1人1人は1個の卵であり、ひとつしか存在しない、壊れやすい殻に入った精神だからだ。わたしたちが立ち向かっているのは高い壁であり、その壁とは制度だ」と語った。

春樹はいちいち趣味がいいうえに、いちいち正しい。春樹にがっかりしたことってあったっけ?

昔青山で春樹と(多分)奥様を見たことがある。春樹はいつもの写真のあの顔(少しブスッとしたあの表情)で歩いていたな。

kemeo20012009-02-14

土曜日。春のような陽気に誘われて、けめ太郎と飛鳥山公園へ。暖かいといいよね〜。外で遊ぶだけで1日楽しめるから。お金かからないしい〜。

出かける前に「ママ今日はもうお化粧しないで行くわ」と言ったら「おけしょうしないと、ばっちいよ」と真顔で。
ひ、ひどおおーーー!!
お化粧のことをいつも「キレイキレイする」と言っているので、お化粧しない=キレイキレイしない=キタナイってことだよね。っね?

それとも…単純に見た目で言ってる…?

ええ、結局お化粧していきましたとも。「ママけめ太郎君にバッチイって言われて悲しい」とカワイコぶってみたら、「だって、しないとばっちいよ」と再度真顔で。もういいわ。

公園でも知らないお友達と仲良くなったら、さっそく「しんのすけ〜おいで」「しんのすけ〜一緒にすべりだいしよう」「けめたろうくんが遊んであげる」となんか偉そう。でも一緒に楽しそうに遊んでくれたしんのすけくん、ありがとう。

公園にいた仲良し4人組男子(多分小学校低学年くらい)に萌えた。男の子のグループってなんかかわいい。幼少期の男の友情は見ていて微笑ましいよなー。

kemeo20012009-02-10

 日曜日、ダンナとけめ太郎が青山の子供の城で遊んでいる間にわたしはひとり、ABC本店を視察、という名の単なる買い物。ブックオフに買われた影響は売り場には感じられないけれど、お客さんが入っていない。洋販が潰れた影響か洋書が品薄なのも気になった。洋書はこのまま縮小方向か。

でも、本のチョイスや見せ方、特集の組み方とか、スタッフの方の力量はさすがABCだなと思う。だって楽しいもん、棚見てると。だからいろいろ買っちゃいました。MONOCLEとMILK MAGAZINEと週刊WWDのバックナンバー「中国人富裕層の日本での買い物」特集号。前の店でも売り上げ予算が行く日は、大抵中国人のお金持ちが洋書大量購入だった。

MONOCLEは編集長のタイラー・ブリュレのセンスが私は大好きだ。しかも彼めっちゃナイスガイ。店によく来てくれていたし、洋販が潰れた時は、編集長自らロンドンから手持ちで納品してくれたのだ。「この店には絶対に置いてほしいんだ」って。心意気を感じたね。あんなにスタイリッシュなのに、とっても気さくで情熱的、そしてその行動力に感服!

 4月に3歳になるけめ太郎の最近の様子。

 いつのまにか普通に会話が成立するようになっているのが感慨深い。もちろん難しい話は無理だけど、英会話で言うなら「日常会話」レベルは完全マスター。

 テレるようになってきたのも成長の証。歌って!とか踊って!とか言うと、クネクネ照れくさそうにする。笑いのセンスもちょっぴり。おもしろいことをやってウケると、何度もしつこくやるのが、なんともおバカな男の子らしいが(笑)

 男の子らしいといえば、KYなところも出て来た。女の子にしつこくちょっかい出して、嫌がられたり。でも、絵本を持って来てあげて、はいよって感じでさりげなく渡してあげたり、優しいところもある。

 オバマがテレビに映ると「オバマ大統領!」と言う。ばあばに教わったらしい。ばあば何気に教育ママだったからなあ。「けめ太郎くんは将来何になるのかしらねー」とか今から言っててちょっとコワイが。

 かと思うと「そんなのかんけーねー、はいおぱぴー!」をいまだにやっていて、保育園の先生に「けめたろうくん、それはもうやめたほうが…」と言われたり。クラスでは常にうるさく、やんちゃなグループの一人ですね、完全に。そこらへんは小さくても個性というか、波長が合う者同士がやっぱり一緒になって遊んでいる。大人しい子は本当におとなしくいい子に遊んでるんだけどなあ。は〜先が思いやられる。

 でも、親バカだが、基本やさしい。私が元気がなかったり、体調が悪かったりすると、「ママ、大丈夫?」と心配してくれるし、忙しくてキリキリしていたりすると「ママ、笑って」と言ってくれたり。これ言われるとハッとして自己嫌悪。あーいけないなーって。眉間に皺がよってたんだなーって。子供はよく見てる。イライラして大声で叱ったりすると「ママ、小さい声で言って。シーッ」とか。また、やっちゃったーと反省の毎日。こんなダメ母なのに、素直に成長しているけめ太郎、ありがとう。

写真:ドーナッツプラントのチョコドーナッツが好物。

ここのところずっとしっくりくる雑誌がないなーと思っていたけれど、最近はやっぱり「暮らしの手帖」、だよね。(だよねって、言われても…)

今月号は修道女の特集がおもしろかった。

暮しの手帖 2009年 02月号 [雑誌]

暮しの手帖 2009年 02月号 [雑誌]

夜、けめ太郎がスヤスヤ寝ている横で毛布にくるまってこれを読むのが至福の時です。

これとかも、あまりにどうでもいいステキなことがつらつらと書いてあって、忙しいワーキングマザーのエスケープ読書として最適。読書って本来そういうもんでしょ。ここではないどこかへ連れてってくれる。もう全巻揃えちゃうもんね。

すてきなあなたに

すてきなあなたに

kemeo20012009-01-28

おとといの続き。けめたろうのこと。

来期からフルタイムに戻すので、毎日延長保育になります。オフィスは18時終業なので、速攻あがっても18時30分くらい。ちょっと残業したら19時をまわります。1日の約半分を保育園で過ごすことに。夕食も保育園になります。

シンドそうですが、可哀想と言っても何もはじまりません。まずは親子で新しい環境、新しい生活時間に慣れるよう、やってみる。いけそうなら、それで今年1年はふんばってみる。

いけなそうだったら…またその時考えますわ(笑)。

そして、来年。春の入園シーズンまでに実家の近くに引っ越し、母のサポートを得ようと計画しています。夫婦で通勤時間は今より長くなりますが、けめたろうにとってはいい環境です。何かあったらすぐばあばが来てくれるし、都内とはいえ長閑な田園地帯で自然がいっぱい!家ももう少し広いところに住めるでしょう。

さらに、保育園ではなく幼稚園の3年保育に通わせるつもりです。せっかく実家のサポートが得られるんであれば、保育時間は短く(体力的に負担が少ない)、カリキュラムが豊富な(いろんなことにチャレンジできる)幼稚園に入れたいなと思い。それに幼稚園で引っ越しておけば、小学校に入る頃には地元のお友達もたくさんできているでしょう。

なので仕事以外の今期の主な実行項目は
1)実家近くの物件を探す
2)見学会などに参加して、けめたろうにぴったりの幼稚園を探す
3)実家と来年からのタッグについて入念な打ち合わせを重ねる(笑)

母は「もーわたし大変になるわー」と言いつつ、嬉しそう。

そんな感じです。
急激な環境の変化になる故、多少不安はありますが、まずは動いて探ってみよう思います。

kemeo20012009-01-26

最近、また今後の仕事と育児のバランスについていろいろ考えを巡らせています。

結論から言うと時短勤務は3月いっぱいでやめ、来期から通常勤務に戻します。
制度上、時短勤務は子供の3歳の誕生日までと決まっています。とは言えお願いすれば、特例で継続可能。でも特別扱いにはメリットとデメリットがあることが、今回時短をしてみてわかった。
・メリットは何と言っても、けめ太郎と過ごす時間が増える。生活に余裕ができる。仕事のストレスが少ない。
・デメリットは、給料が減る。なんとなく第一線感がなくなる。仕事感が鈍る。よって昇進が遠くなる。

こうして書くと、断然メリットのが大きく感じる。私もやる前はメリットが大きく感じられた。でも、実際やってみたらこのデメリットが意外に気になっちゃったのだ。別に仕事が大好きというわけでも、キャリア志向が強いわけでもない。ただ働く以上、それなりのお給料とやりがいは欲しい、といういたって普通のことに気づいたわけです。先に気づけよという感じですが、やってみなくちゃわかんないこともあるよねー。

何といっても、この先どうしたって、ずーっと時短で働く事はできないわけだ。それならきっちり戻す時に戻したほうがいい。メリットだけ取るのなら、それこそ正社員じゃない働き方をするか(パートとか)、いっそ専業主婦になる方がすっきりする。でも仕事をしていく以上は、このデメリットは結構デカい。そして今のところ、仕事を続けるつもりだから、通常勤務に戻す、というシンプルな結論に至りました。

しかし結論はシンプルでも、いざやるとなるといろいろ大変です。仕事は何とかなるでしょう。既に来期の異動先についても上長と相談済みです。考えなくちゃいけないのはけめ太郎のこと。それについてはまた後日。